患者さんと話していて、足ツボは東洋医学という概念が広く知られていますが、実はそうでもないということが言いたい(^_^;)
鍼灸の治療法の中には足部にツボをとる方法もあるのですが、世間で知られているのとは全く違います。
世間一般に知られているのは恐らくドイツのフランツ・ワグナー博士やハンネ・マルカート女史、スイスのヘディ・マザファト女史等が研究した反射帯だと思われます。
あれ?ドイツやスイス?と思われましたか?そんなこと知ってるよ!という人もいるかもしれませんね(^_^;)
もともとマッサージはヨーロッパから伝来していますし、カイロプラクティックはアメリカ人が始めましたから、手術や薬での治療以外は全て東洋医学ということでは無いのです。
数年前NHK スペシャルで、アルプスの氷河から発見された五千年前のミイラには体の所々に刺青がされていて、それを見た鍼灸師が腰痛の治療に使うツボだと言ってました。
まさか、五千年前に鍼治療がイタリアかオーストリアで施されていた!?鍼治療の発祥地は中国ではない?
何でもかんでも東洋医学では無いということ(^_^)もしかしたら鍼治療も?いやいや、現在の鍼灸治療は紛れもなく中国発祥で、世界に拡がったものですよ(^_^)