時々、足の裏が痛いと訴える患者さんがおられます。長距離を走ったり歩いたりするような事をしたわけでも無く、家事やパートで動くだけなのに…、なんで?と質問されます。
病名は足底腱膜炎。仕事が立ちっぱなしで、歩いたり走ったりが多い場合や、仕事に慣れていない時、底の柔らかすぎる履き物に変更した後に起こります。
場所は足の裏、踵に近い所に疼痛と圧迫したときの痛みがあります。
1人の方に話を伺うと、スニーカーを履いているが少しサイズが大きめで、しかも紐を弛く絞めただけでブカブカの状態で履いているようです。
ブカブカの靴は足が靴の中で動いてしまい、足の裏に過度の負担を掛けます。そうすると足裏の筋肉の付け根に炎症を起こしてしまう可能性があります。足の指に変形が起きることもあります。
緩い靴は一見楽なように思えますが、足が過度に疲れてしまう落とし穴があります。しかも捻挫等のケガの原因にもなりかねないので、靴を履いて仕事などをするときはサイズの合った靴で、できれば紐をキチンと結んで履くようにしてください(^_^)