脳しんとう

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昨日の毎日新聞の記事に脳しんとうの事が載っていました(^_^;)アメフトで脳震盪を起こした人の体験談が書かれていましたが、スポーツをしていたらどのような競技であっても脳震盪は起こる可能性はあります。

脳震盪は頭の骨の中で脳が前後左右に揺さぶられて起きるのですが、頭を直接打たなくても、体に強い衝撃を受けることでもなる可能性があります。

症状は頭痛やめまい、吐き気、健忘などいろいろありますが、怖いのは頭の中で出血を起こす「急性硬膜下血腫」で、脳震盪の繰り返しでも発生します。知識が無い場合、軽い脳震盪ならすぐに競技に復帰してしまい、脳の損傷が進み取り返しのつかないことになるかもしれません。
この30年の中学・高校で起きた柔道の死亡事故で76人が急性硬膜下血腫等の頭部外傷だったそうです。ラグビーでも59人が亡くなっているようです(/_;)
学生は指導者の言うことに従い多少気分が悪くても競技を続けます。また、少しの脳震盪なら大丈夫だと自己判断してしまいます。指導者は普段から脳震盪の症状がある場合は練習を休むように指導しなければなりませんし、大切な試合中であっても競技を止めさせなければなりません。また学生自身に自己申告させるようにしましょう。
脳震盪を起こして症状が重い場合は救急車を呼んで精密検査を受けさせてください(^_^)

休む期間は最低でも1週間。症状が完全に無くなってから徐々に段階を踏んで復帰させます。

命を守るために、正しい知識をつけるようにしましょう(^^)/

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