突然の坐骨神経痛

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高齢の患者さんですが、畑仕事などで足腰の疲れが溜まっていたのでしょう、洗面所で顔を洗おうとしたときに突然左のお尻からふくらはぎにかけて痛みが出始め、歩くのも大変なほど力も入らなくなったようです。

検査をしてみたところ、梨状筋症候群といって、お尻の筋肉が坐骨神経を圧迫したことによる痛みが最も疑わしい様子でした。幸いなことに脚の麻痺は軽く痛みばかりなので神経の損傷も軽く済んでいる様子でした。次の日には普通に歩けるくらい回復したのですが、以前には脚が完全に麻痺してしまい、力が入るようになるまで時間がかかった方もいます。

このような症例は鍼や灸で治療しますが、あまり酷いようなら病院で精密な検査を受けた方が良い場合があります。ヘルニアや狭窄症で神経の痛みが出ていることが多いですし、まれに癌の影響で脚や腰が痛むこともあるようですから(>_<)
鍼治療を暫く受けていて、良くならないので検査を受けたら癌だったなんて話を聞くこともありますので注意してくださいね(^_^;)

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