日別アーカイブ: 2014年7月1日

熱中症の季節

今日は晴れるのは良いのだけど、蒸し暑いですね(^_^;)これから毎日同じ事を言う日々が続くのでしょうけど、気を付けたいのは熱中症ですね(^_^)以前にも何回か投稿しましたが、今回は熱中症のなかでも命にかかわる熱射病の話。

熱中症は熱失神、熱痙攣、熱疲労、熱射病に分類されます。中でも熱射病は他の3つとは異なり危険な状態になる可能性があります。

熱射病の病状の進行は4段階で見ると、まず前駆期は全身が熱く、顔面紅潮、顔に多量の汗、呼吸が早い。初期は周囲に無関心、唇の乾燥、息が荒い、めまいを訴える。極期は呼吸、脈拍が速く、意識喪失、筋肉の痙攣が起きる。末期は体温が41度以上、瞳孔散大、呼吸の停止、となります。

熱射病の疑いがある場合は、風通しの良い場所になるべく薄着にさせて頭を少し高くして寝かせます。嘔吐物が喉につまらないように顔は横に向けておきます。頭、体に水をかけ、首、脇、足の付け根など動脈が触れる場所を氷で冷します。もし、呼吸が止まったら、ただちに人工呼吸を行います。発病現場での救急処置を原則とし、動かすことはむしろ危険なようです。これらの処置をしている間に救急車を呼びましょう。

上記のような熱射病にならないように、水分補給や休憩をしっかりととり、予防を心がけて事故を防ぎましょう(^_^)