肩凝りが酷く、肩周りの力がなかなか抜けない患者さんに普段から歯を噛みしめていないかを聞いたところ、やはり歯医者さんでも注意されるほど噛みしめや歯ぎしりが癖になっているようでした。
私も昔は歯を噛みしめているのが普通だと思い込んでいたのですが「あごの筋肉の発達が凄い」だとか「歯ぎしりしてませんか?」とか言われる事があったので、歯を噛みしめることをやめるようにしたことがあります。
普段から歯を噛みしめていると歯が欠けたり、削れたり、最悪の場合歯の根本がグラグラになって抜けます。私の場合は奥歯がグラグラになっているようです。
また歯の問題以外ですと、あごの関節(顎関節)を傷めたり、首から肩にかけて力が入り、慢性の肩凝りや首の痛みを発生させます。
歯の噛みしめと言っても、上の歯と下の歯が軽く合わさっているだけでもいけないようです。物を食べているとき以外は唇は閉じた状態で、上下の歯の間に隙間を作っておかないといけません。
昔はスポーツをするときに歯をくいしばらないと力が出ないと教わったのですが、逆に余計な力が入ってパフォーマンスが下がるかも知れませんね(^-^;
慢性の肩凝りや力が入りすぎてると指摘されたことがある人は、一度自分の口の中の状態を確認して、歯と歯の隙間を開けてみてくださいね(^_^)