今月始めのJリーグ(ガンバ大阪VSサンフレッチェ広島)の試合で一人の選手が頭を強打して退場したのですが、その選手は以前に急性硬膜外血腫を起こしたことがあるのだとか…(>_<)
さて、この急性硬膜外血腫とは何かというとスポーツや事故等で頭を強打した後に頭蓋骨内で出血を起こした状態の事です。すぐに手術が必要で、放置すれば死ぬか、良くても意識が戻らず寝たきり状態になります(T_T)
私はアメフトをしていたので、この症状を間近に見た経験もあります。コーチの方は何度か経験済みのようです(^_^;)
私が経験した症例です。当時は私も学生で試合に出ていたのですが、後輩の一人が受傷しました。その後輩は脳震盪を起こしふらついて倒れました。暫くして意識がしっかり戻り試合に戻ろうとします。しかし、やはり足がふらつき倒れます。休ませていると段々と眠くなったように欠伸をかいて、しまいにイビキをかきながら寝だしました…(;^_^Aこの時点で異常に気付き救急車を呼びました(>_<)できればふらついて倒れた時に救急車を呼べた方が良かったのですが、当時はその現場にいる皆が初めての経験だったので対応が遅れました。その後輩は後遺症もなく退院したので良かったのですが、もし誰も気付かず放置していれば大変なことになっていました(>_<)
この外傷を受傷した場合、医者からは激しいスポーツをしないように言われます。何せ頭を開いて手術をしますし、脳神経や血管を一度傷めてますからね。次にケガをした場合に脳の障害を起こす可能性があります。後輩は引退しました。
で、Jリーグの選手に戻りますが、よく復帰をしていたなぁと(^_^;)毎試合命懸けでプレーしているのでしょう。良く言えばこれがプロなのでしょうね(^_^;)